6月 園長より
⭐︎園長より⭐︎
6月に入り、日差しが強い天気の日も増えて参りました。
さて、保護者の皆様におかれましては、お忙しいとろ、北一条すずらん保育園の参観日にお越しいただきましてありがとうございました。お子さん達は、お家の人と毎日過ごす保育園で時間を過ごした事が、とても嬉しかったようで笑顔いっぱいの姿を見ることが出来ました。参観日の前日より、お子さん達からは「明日、ママが来るんでしょう?」「パパが来るんだよ!」という声があり、参観日を心待ちにしていた様子もございました。北一条すずらん保育園では、開園した2019年に参観日を実施した以来の開催でしたので、感無量の思いでございました。今もマスクを着用しながらの保育である、コロナ禍ではございますが、登園に通われているお子さん達が毎日楽しく過ごすことが出来る保育園としてあり続けたいと思っておりますので今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
先日「悲しい本」という絵本をきいろ組・しろ組のお子さんと一緒に読みました。少々難しい内容の本でしたが、悲しい時の人の表情はどんな顔?悲しい気持ちの子が居たらどうする?等、子ども達に声をかけて聞いてみました。すると「大丈夫?って声をかけてあげる。」「優しくしてあげる!」「一緒に遊ぼうって言う。」「おもちゃを貸してあげる。」等、お子さん達から、様々な思いやりの言葉が出てきました。これは、ご家庭や園で、そして様々な生活の場面で、子ども達が他者との関わりの中で、今の月齢に育つまでに習得をした他人を思いやる心の成長なのだと感じました。実際に、悲しい気持ちの人を目の当たりにした際に、思いやりのある言葉に移すことが出来るかという事は勿論の事、「こんな場面ならどんな言葉をかけてあげられるかな?」「どんな手助けをしてあげられるかな?」という質疑をお子さん達と一つひとつ問尋ねて考えてもらう事もまた、大切に感じました。これからも、日頃の園生活の中で、お友達や先生との関わりを通して、お子さん達の思いやりの心が育まれる関わりを見守り、指導をしていく事を継続して取り組んで参りたいと思っております。